悲しみも、失敗も、全部“心の栄養”に~わが子のレジリエンスを育てる声かけとは?<後編>~

私は、心の中で叫んでいました。


「そっかそっか、大変だったね、怖かったね、悲しかったね、悔しかったね…

でも無事に帰ってきてくれて良かったよ~~!(ぴえーん)😢😢」


本当は、抱きしめてそう言いたかった。


でも、私が実際にかけた言葉は、違いました。


「そっか。
 今日は、いっぱい勉強したね。
 今日の経験を、次に活かそうね。」


なぜなら、わが子はもう高学年。


これからどんどん世界は広がり、親がそばにいられない場面が増えていく。


そしてその中では、

「助けてくれる人がいる」かもしれないし、

「誰もいない中で自分で対処しなければならない」かもしれない。


自分で判断し、動き、学び、乗り越える力を育てるために。


だから私は、


「気持ちに寄り添う声かけ」


ではなく、


「未来に目を向ける声かけ」


を選びました。


すると、

わが子の表情が、ふっと緩んで、笑顔が戻ってきたのです。



声かけに正解はありません。


でも、“どんな心を育てたいか”という目的によって、かける言葉の方向性は変わってきます。


・気持ちを癒す声かけ

・行動を振り返る声かけ

・未来を見据える声かけ


その選び方には、お子さんの性格や年齢、心の状態が大きく関係してきます。


だから、


「うまくいった声かけ」


ではなく、


「その子に合った声かけ」


を見つけることが大切なんです。


私が日々実践している声かけは、

“レジリエンス教育”(逆境や困難があっても立ち直る心の教育)

に基づいています。


心理学的に根拠のあるアプローチで、子どもの強み・傾向・心の状態に合った

「関わり方のヒント」

が見えてきます。


不登校・行き渋りの背景には、子どもの心のサインが隠れています。

そのサインをどう受け止め、お子さんの強みや心の状態に合わせた声かけをしていくのか?


私の声かけ、「これでよかったのかな?」と悩んだことがある方に知ってほしい。



\声かけが変わると行動がかわる/
\行動が変わると未来がかわる/


日本レジリエンス子育て協会認定
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